端 みどり(Hashi, Midori)

<経歴>
経営学部を卒業後、産業機械メーカーの財務部で4年、航空測量企業の総務経理部で1年、
建設基礎工事の支店事務で1年半勤務後、出産のため専業主婦へ。出産後は子育て中心の生活を送っていたが、在宅にて通信添削作業を開始。その後スイミングスクールでの水泳指導員と、ベンチャー企業でのパートのダブルワークを約10年間継続。子育てがひと段落したタイミングで、経理事務を再開し、同時にキャリアコンサルタントの資格を取得。
現在は、人材派遣会社で派遣スタッフの相談業務に従事。
大学生2児の母。

<相談者へのメッセージ/キャリアコンサルタントとしての想い>

・子育てがひと段落して、気が付いたら自分には何も残っていなかった。
・社会復帰したいけれど、ブランクが長すぎて怖い。私なんかに出来ること、ないんじゃないかな。
・結婚、出産のタイミングで自分のキャリアを捨ててしまった。その時は、子育てに専念したい。そう思ったのは自分なのに、仕事を辞めずにキャリアを築いた友達をどこかで羨ましく思っていた。
これは全て過去に私がずっと誰にも言えなかった本音です。
出産を機に、いわゆるオフィス勤めから離れ、家族のサポートが中心の人生でした。
50歳までにはオフィスワーカーとして社会復帰したいと思っていましたが、今の自分は社会で役に立てるのかしら。経理系の事務しかできないし。と不安が募り、何がやりたいのかもわからず、最初の一歩を踏み出せずにおりました。
そんな時、キャリアコンサルタントの言葉で気づかされたのです。
専業主婦や、パート勤務時代の経験も、全て自分のキャリアなのだと。仕事以外の自分の行動の中にも、これからのキャリアへのヒントが沢山散りばめられていました。
私は子育て、パート勤務、子供会活動、PTA活動、町内活動、趣味で続けていたバスケチームの運営等を通じて、たくさんの方々と関わりました。
自分の人生をキャリアコンサルタントと振り返り、誰かを支えてあげられた時にやりがいを感じることや、初対面の人が警戒感を持たず、会話で距離を縮めることが得意なのが自分の強みであるとに気付くことができました。
50歳で新たな世界に飛び込むことは、不安も多くありましたが、とても新鮮で、今は楽しく新たなキャリアを進んでいます。
キャリアコンサルタントと過去の自分を振り返ることは、時には自分の見たくない部分と向き合うことにもなりますが、自分が何をすることで幸せを感じるのか、どんなことが強味なのか、今までの価値観から離れ、自分を客観視することに繋がります。
キャリア形成には唯一の正解がある訳ではなく、相談者の数だけ、それぞれの道があります。正社員で給料が高くても、今のワークライフバランスと合わなければ続けられないし、人生のタイミングにおいての仕事の優先順位が変われば、仕事に求める条件も変わってきます。あなたの心の中のモヤモヤを、一緒に整理して、ご自身の心の声と対話するお手伝いをさせていただけたら嬉しいです。

<資格>
国家資格キャリアコンサルタント CDA(キャリア・ディベロップメント・アドバイザー)
日商簿記2級 
建設業経理事務士2級 
3級FP技能検定
CAD利用技術者試験2級

<カテゴリ>

母、妻以外の役割が欲しい 子育て後の社会復帰 何がしたいかわからない 正社員以外の働き方(パート、派遣、業務委託) 新しいことを始めたい
夫の転勤 子育てとの両立 介護との両立 仕事の優先順位

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